水曜日の朝、こうすけが発作を起こした。久々のてんかん発作だが、全身が振るえがいつもより早いように見えた。主人といつものコンビネーションで病院へ受診。39.3度の発熱もあったが、セルシンで発作は止まった。しかし、小さな発作で眼振や手の振るえが時々みられていた。３日目に入っても覚醒せず、たまに目を開けたままボーっとするが、ほとんど寝ていた。4日目の朝、声をかけると顔が緩んできた。左半身に力が入っているため、肩をマッサージするとニコッと笑った。安心した。
先日、通信講座の文章教室の課題でこうすけが初めて笑った時の感動を書いて提出したばかりなのに。
　　　　　　　　　　　　　　　　こうすけの笑顔はしあわせの種。
　寝たきり状態で介護がなければ生きていけないけれど、こうすけの笑顔はつらい現実を吹き飛ばすぐらい幸せな気持ちを運んでくれる。
意識がもうろうとし、無表情のこうすけを見て悲しかった。このまま笑わなくなったらどうしようと思った。でも、初心に帰って気を取り直した。こうすけの笑顔が返ってくれるまで待っていようと思った。早く元気になって、いっぱい笑おうね！