早起きは三文の得
初心に帰りたい母の日記
弥生
これからはゆっくりと、ていねいに生きていこうと思います。 川を流れる水のように自然体で生きていこうと思います。 そして、いつか湧き出る泉のようになりたいな |
人生には楽しいことばかりでなく、 悲しいことも、つらいこともある。 悲しいさだめになすすべもなく、 立ちつくすことがあっても 自分にできることを精一杯やって 天命を待つことにしたい |
弥生30日 雨降りの休日 |
今日は1日雨でした。午前中はこうすけを見ながら、昨日の講演会の書類や、社会福祉士会やソーシャルワーカー協会等の会報誌の整理をしました。主人は朝ゆっくり過ごし、9時過ぎに遅い昼食をとり、10時過ぎには日用品の買い物をしに出かけました。主人は独身生活一人暮らしをしていたので、買い物などを協力してくれます。気分転換になってくれればと休日の買い物を頼んでいます。今日は雨降りにもかかわらず、買い物に行ってくれました。主人が買い物に行っている間に、昨日干して乾いた洗濯物を片付け、アイロンがけをし、昼食を作りました。昼食は冷凍のラビオリを使ってほうれん草を加え、ミートソースをかけてチーズを乗せオーブンで焼きました。主人が帰ってきて一緒に昼食を食べました。 |
弥生29日 所用にて高松へ |
4月に大阪の病院にこうすけを連れて行くことになり、今日は新幹線の車椅子用座席の予約し、切符を買いに行くため高松に行きました。しかし、予約は高松駅から本社に直接しなければならず、本社は土日は休業のため、月曜日にならないと予約が取れるかどうかわからないといわれ、結局、予約の用紙に記入しただけでした。 |
弥生22日 墓参り |
今日は朝からこうすけの声で目が覚めました。こうすけのオムツを交換し、流動食を注入しながら、眠気覚ましに、昨日ほったらかしていた洗濯物を片付けました。 |
弥生21日 耳鼻科受診 大学病院へ |
2週間ぶりに大学病院の耳鼻科に受診しました。午後の予約なので、いつのも逆でレストランで食事をしてから病院に向かいました。レストランでは少し呼吸が荒くなっていたこうすけですが、病院では落ち着くことができました。予約の時間より1時間ほど待って診察を受けました。前回受診時、全身に力が入り、緊張がひどい状態で発汗・発熱が見られ、息遣いが激しくなっていました。(こうすけはからだの障害の影響で全身に力が入りやすくなっています。全身に力が入ってしまうこと、喉が狭く、扁桃腺が大きくなっていることが、呼吸がしにくい原因のようです。)耳鼻科の先生は、今の状態だったら様子を見てよいといわれ、とりあえず、手術は回避できました。でも、寒くなると悪化するかもしれないといわれたので気をつけようと思います。この2週間、メソメソしながら過ごしましたが、一気に楽になりました。私と主人が喜んでいると、こうすけもにっこり。ここしばらく、こんなにはっきりとした笑顔を見ていませんでした。こうすけなりに、体調が悪いだけでなく、親の落ち込みを感じて過ごしていたのでしょう。親子3人で大喜びしました。 |
弥生20日 ダラダラモードの休日 |
休みの日はやっぱりうれしい。とはいえ、身辺が忙しくなっているし、家の中もぜんぜん片付いていないし、だらけています。もともと、家事は苦手です。掃除も片付けも、食事の用意も面倒に感じてしまいます。こうすけが経管栄養なので食事の手間はなくて主人と私の食事だけなので楽なはずのですが、もともと生活のリズムがガタガタで行き当たりばったりの生活を送っていたので、家事は後回しになってしまいます。去年はそれでもいらないものを整理して空間に気の流れが変わるのを感じることができた時期もあったのですが、今はダメだなあ。 |
弥生17日 育児と介護のストレス |
こうすけに気管切開が必要といわれて、1週間が過ぎました。でも以前から、朝目が覚めた時、こうすけの呼吸する息遣いを聞くたびに安堵感にひたることがよくありました。夜、眠りにつくときこうすけがスヤスヤ寝息を立てているとそれが私の入眠剤になります。 |
弥生9日 バイタルチェック表 |
こうすけが頻脈であること気づいたのは最近のことでした。てんかん発作を起こした直後は、心臓の音が激しくなるのは知っていましたが、無呼吸の疑いがあったので、主人が酸素濃度を測るオキシメーターを購入しました。酸素濃度と脈拍の数値が表示されるのですが、脈が130台になることが多く、びっくりしました。昨夜、こうすけの体調をきちんと把握したほうがいい思い、毎日安静時の体温・酸素濃度・脈拍を記録することにしました。今日は熱が低かったので安心しましたが、頻脈は変わりませんでした。金曜日に体調を崩していたので、昨日も今日もよく眠っていました。 |
弥生7日 こうすけの受難 |
ここ数ヶ月、息苦しそうにしていたこうすけですが、扁桃腺の肥大も認められていたため、7日の金曜日大学病院の耳鼻科に受診しました。もともと、脳外科に受診する予定で、耳鼻科は一般外来に飛び込みでした。朝から体が緊張で突っ張っていたこうすけは、脳外科受診中に緊張がひどくなり、さらに呼吸がひどくなり、そのまま小児神経科に受診しました。筋緊張がひどいので緊張を和らげる薬を処方してもらいました。小児神経科の受診を終えて、耳鼻科に行った時は午後を回っていました。耳鼻科の検査の結果、筋緊張も呼吸状態を悪くしている原因ですが、扁桃腺が大きいだけでなく、喉が狭くなっているため、呼吸状態が悪くなっていることがわかりました。気道を確保するにはいずれ、気管切開が必要であること。また、扁桃腺を取る手術をすれば少しは良くなるものの、手術をするには気管切開が必要であることを告げられました。突然の診断に驚いて涙がこみ上げてきました。主人はドクターに通学をどうするか相談しましたところ、「今は勉強できる状態ではありません」とはっきり告げられました。耳鼻科受診を終えて支払いを済ませると、いつもならレストランで食事をしてから帰るのですが、そんな気持ちにもなれず、帰途につきました。 |
![]() |
||||||||||||
過去の日記はこちら | ||||||||||||
![]() |